私のプロフイール ④ 上京編
野心家のシェフ達と外資系ホテルで修行
大阪のニューオータニで3年ほど修業をして
地元福山に戻り、町の小さなレストランでシェフをさせていただきました。
そこのお店は繁盛はしていたものの、
もっと技術を高めたいな、もっとワクワクするくらいの凄い料理人と仕事してみたいな
なんて欲求があって(職人ですから当然ですよね)
悶々としていた頃に
白羽の矢を立て「兵庫県の淡路島で花と緑の博覧会が開催されて、それに伴ってウエスティンホテル淡路がオープンするのですが、そこで働きませんか?」
と私の元にオファーがありました。
その厨房の立ち上げスタッフがそうそうたるメンバーで、(今でも料理本とかグルメ番組とかでよく見て活躍している人達ばっかり)
もっと高いレベルを目指していた私は、2つ返事でOKしました。
まぁでも、ここでの仕事は大変でした。
想像以上で何百人と人はたくさん来られるし、休みもほとんどない状態だったので、
毎日が精一杯!フラフラになり1人倒れたら、またバタバタと2、3人倒れる倒れる
みたいな極限状態で働いていました。スーパーブラックですね・・・(笑)
そんな中でも、
宮沢喜一元総理とか
海外の大統領・VIPとか
天皇陛下とか
そして
SPEED スピード
(女の子4人組のグル―プね。可愛かったですよ~)
にも、フレンチの料理人(ソーシエ)としてお料理を作らせていただき、体力的にはきつかったですが、いい経験をさせてもらいました。
その後、高級な鉄板焼きも習得させてもらい和と洋の絶妙なコラボレーションに触れ、やはり自分は日本人だからと
和食のルーツ、だしの魅力と世界に誇れる日本の食文化
に目覚め、なんとフレンチから和食の世界を探求するために、和食部門で修業をさせていただきました。
つづく
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