クリスマスチキンに飽きたらラムチョップはいかが?
皆様こんにちは
広島県福山市を中心に活動しております
フレンチシェフ喜多村です。
こちらのレシピを書いているのは
12月18日です。
もうすぐクリスマスですね。
クリスマスにはホームパーティでチキンを焼く家庭も多いはず・・・。
しかし先日、お客様から
「チキンは飽きたから何かチキン以外で
クリスマス用に見栄えのする料理は無いですか?」
と聞かれたので今回は・・・
ラムチョップのレシピを書きます!
ラムチョップとは
子羊の肉を切ったものです。
見た目もよくて
クリスマスにピッタリのレシピがあるんですよ。
フレンチラムラックの香草パン粉焼き
ではレシピを書いていきます。
材料
フレンチマスタード
パン粉
パセリ
ローズマリー
フレンチラムラック
↑フレンチラムラック
手順1:フレンチラムラックを焼く前に香草パン粉を作ります、普通のパン粉でも出来るのですがフードプロセッサーにパセリを入れて緑のパン粉を作りましょう、緑にすることで見た目も鮮やかになりお肉を切り分けた時にラムラックのロゼに焼いた赤いお肉と緑の香草パン粉がクリスマスカラーになるんですよ! これが私がクリスマスにこの料理をオススメする理由です(タイムを加えるとより本格的な風味豊なパン粉ができますよ)
手順2:フレンチラムラックに塩コショウをして焼きます、この時に多めの油で焼くことをお忘れなく、フィーレのお肉と違って骨があるしカーブがあって真っ直ぐじゃないしでなかなか難しいかなと思います、ですがお多めの油にすることで焼きにくい箇所も焼きやすくなります、それはアロゼすること!
アロゼとはフランス語でフライパンなどで焼いている油をスプーンで表面にかけることを言います、イメージは中華の北京ダックかな熱々の油をかけることで表面をパリッとさせると共に骨の間など入り組んでる箇所にも熱を届ける事が出来るんです
アロゼの注意点は油の温度を上げすぎないことです、煙が上がるほど温めてしまうと焦げの香りもつけてかけるのし、飛び散りがひどくなるので危険です
フライパンがほのかに煙を上げるようになったら火を弱めてくださいね
手順3:焼いたフレンチラムラックの表面(骨際ではなく肉厚な方)にフレンチマスタードをまんべんなく塗ります、塗ると香草パン粉がくっつきやすくなりますね、香草パン粉を振り掛けながらポンポンと叩いて表面に均一になるよう香草パン粉をまとわせてください、下準備は以上です
手順4:180度に温めておいたオーブンで8~12分ほど焼いてください、この時にフライパンで焼いてすぐに入れる方が加熱の熱伝導がスムーズになり焼きやすくなります、鉄は温かいうちに打てではありませんが冷まして温めるよりも表面に塗った香草パン粉が焦げにくくなることは確かです、
焦げがきつくなりすぎた場合はアルミホイルをかぶせて熱が直に伝わるのを防いでくださいね
出来上がったら5分休ませてから切り分けてください、切り方は骨と骨の間を切り分けます。コツは骨と肉のバランスを考えてバランスよく肉を骨につけてください